私はワンデイのソフトコンタクトレンズを使っているのですが、今週頭あたりから、眼がシバシバするといいますか、ドライアイの様な痛かゆい感じになりまして、念のため眼科に行ってきました。

 

　診察結果は、ドライアイではなくて軽い炎症だそうで、沖縄はスギ花粉は飛んでいないけれど、世の中には色々なものが飛んでるので、ということでした（色々って、チョッとコワいけど）。

 

　確かに暖かい日が続いて窓を開け始めた頃と発症時期は合うし、処方していただいた目薬を差すと症状が消えるものの、これからも続かないことを祈るばかりです。

 

　これからの季節は窓全開が気持ちいいですからね。

 

 

草葉善兵衛商店

　私は東京にいたころから作陶の道具や材料は全て通販で購入していました。

 

　そのため、陶土や釉薬は使ってみないと目的に合っているか分からないということもあって、今までに購入した物の半分以上は、無駄とは言いませんが今後使うことはないと思います。

 

　沖縄に移住を考えた際も、送料は掛かっても手に入らないことはないし、窯などもメーカーの九州支店が対応すると聞いていたので、安心していました。

 

　その後、沖縄に来てから3年目あたりで、使用している電気窯の温度上昇が遅くなってきて、メーカーに問い合わせたところ、紹介されたのが、大阪の草葉善兵衛商店さんでした。

 

　メーカーの九州支店の対応って、取次だけでした。

 

　しかし、これが私にとって有難い出会いになるんです。

 

 

戦前から

　初代は戦前から沖縄の陶芸界とお付き合いがあるそうで、現在沖縄陶芸家の機械窯については多分殆どの方が、草葉善兵衛商店さんのお世話になっていると思います。

 

　要望に応じて特注の窯や設備も作ってくれます。

 

　牧志のサイオンスクエアと壺屋のやちむん通り近くに置かれている「うふシーサー」を作る際も、あの大きさが入る（分解して焼いています）窯を同店が新調したそうです。

 

　ちなみに、なんであれが２体あるかというと、サイオンスクエアに置く１体だけを作る計画でしたが、期限に間に合わせるために予備として同時に作ったもう１体も少ない割れで焼き上がったので、補修して両方使っているとのこと。

 

　そりゃ捨てるのもったいないよね。税金だし。

 

 

　話を戻して、

 

　窯でも設備でも購入だけなら、どこからでも買うことはできるのですが、来沖してメンテしてもらえるのはここだけなんです。

 

　当代の艸葉社長（お名前の字はこう書きます）は、県内に実店舗を設けただけでなく、毎月訪沖して注文品を配達しながら、設備の設置やメンテなどもご自身でやっています。

 

　私も２年前に窯の熱線の交換をお願いしました。

 

 

なくてはならない存在に

　師も学もない私には、何よりも、あれこれ聞くことができる人なので、有難い存在です。

 

　材料や道具の使い方などについても素人質問しちゃいますので、お陰さまで、取り合えず買ってから試すことがなくなっただけ、お金の節約にもなっています。

 

　時々「こういう物が欲しい」なんていうお願いをしても、探してくれますので、ついつい甘えます。

 

 

　あれから２年。

 

　また熱線の調子が弱ってきましたので、今月中に交換に来ていただく予定です。

 

　お人柄も信頼できますし、既に私だけでなく、沖縄陶芸界にとって、なくてはならない存在だと思いますので、今後も面倒を見ていただきたいと思います。

 

 

同社の通販サイト

　前述文中にも貼った同店の通販サイトの品揃えを見ると、他社よりも種類が少ないのですが、艸葉社長によると「全部載せるのが大変なので」ということで、一部の主要商品しか載っていません。

 

　基本的には、他社のサイトに載っているものは全て扱っていますので、載っていないものでもお問い合わせくださいね。

 

　私も来沖前から同社の名前は知っていたのですが、当時使用していたものが載っていなかったので、来沖後も別の会社から買っていた次第です。

 

 

 

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