沖縄県初の金メダリスト

　空手・形で喜友名諒選手が金メダルを取りました。

　沖縄県出身者が金メダルを取るのは初めてだったんですね、意外。

　おめでとうございます。

　一年前も既に世界一を独走中でしたから、オリンピックが延期となった際に感想を聞かれ「（開催が）一ヶ月後でも一年後でも、いつでも万全で臨める状態であるように精進します」と答えていました。

　多くの種目選手が開催時期に合わせてトップギアが入るように時間を掛けて調整していくのとは異なり、常にトップギアのままにしておくのは、技量だけでなく体力や精神力も強い人なんだと思います。

　そして、試合後のインタビューは感極まって言葉に詰まっているようでしたが、普段からその口からでる言葉が人柄というか、人格を伺わせる、短くも中身のある話をする人だという印象です。

　素晴らしいですね。

黒柚子肌と白マットの抹茶茶碗

　久しぶりに抹茶茶碗を作りました。

　今回も手捻りです。

　これで何度目かなので、ようやく自分のスタイルといいましょうか、現時点で目指している形がイメージできてきましたので、今回はいつになくブレずに、迷いなく作れました。

　一つ意識したのは「作意無く」。

　言葉だけだと矛盾する気もしますが、するべきことをやったらそれで完成、ということですかね。

　縁の小ヒビ、歪みや傾きなども最後に整えずに終わらせました。

　意外にその方が、直し直しやるより纏まってたりするものです。

　釉薬は小さい穴がプツプツと現れる柚子肌の黒と、白マット。

　柚子肌の方は少し厚く掛かったようで、小穴がハッキリと出ている部分が多くなりました。

　所々で出方が異なりますので、それぞれの景色を楽しんでいただければと思います。

　今回の白マットは白土を使いましたので、白粉（おしろい）のような白になりました。

　高台はいつものように、高く小さめに、境い目を作らず裏面の縁から中央に向かうカーブのまま高台に繋がっています。

　大きさは小さめにしていますので、重さも400g前後です。

　ご興味いただけましたら、ITEMSの方で詳細画像をご覧いただきたく、お願いいたします。

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