黒抹茶茶碗
先日の具志川商の2回戦の結果は惜敗でしたが、序盤から見どころ満載でジッと座っては見ていられませんでした。
年齢性別、ジャンルを問わす、全身全霊で向き合う人を何より敬愛しているので、始終興奮と感激の時間でした。
お疲れさまでした。
抹茶茶碗
「抹茶茶碗」or「抹茶碗」どちらが一般的?
は、さておき、先月からチャレンジしてました抹茶茶碗の出品を始めることにしました。
今回は、黒釉、手捻り、大き目、高い高台などを課題にして取り組みました。
この1ヶ月半で幾つ作ったでしょうか、素焼き前に壊したので20以上でしょうか、焼いたのは6つ、その中から作品として残そうと思うのは3つでした。
これでも良く残った方だと思います。
今までに100以上焼いて残したのは1つでしたから、資源の無駄遣い感もあって休止してましたが、今回は前述の課題で縛りを作ったので出来上がりをイメージと比べて評価しやすかったかもしれません。
一点目は、小さめの高い高台をもつ形に艶と流紋が表れる黒釉を掛けました。
ひっくり返した際に、底面の縁から曲線のラインで高台を繋ぎました。
ひょっとこ口みたいな形にしようとしたのですが、あまり先細にするとひっくり返りそうだったので、途中で怖気づいて少し削ってしまったので形が際立たず、もっと大胆でも良かったかなと思います。
もう一点は、深さをとって筒茶碗風にし、高台は低く大きめです。
こちらも黒釉ですが、私好みの柚子肌模様が表れるものにしました。
いつもより少し濃かったか柚子肌の出方に強弱があって、結局それが景色になりました。
課題は果て無く
今回はどちらも直径が14cmくらいありまして、そこそこ重さがあります。
私は茶道をたしなみませんが、片手の親指と中指で茶碗を縦に挟んでひっくり返し、建水に湯を捨てる所作のため、深く重たい茶碗は敬遠されるという認識がありますので、その点今回の茶碗は500gほどありまして、重たい方だと思います。
私個人的には、重たくても大きな茶碗でいただく方が好きなので、今後も「茶道でのことわり」を横目で意識しながらも、自分らしく作らせていただこうかと。
これでとうとう、正解や出口が見えない抹茶茶碗作りの世界に脚を踏み入れてしまいましたので、また趣向を変え、課題のハードル上げて、少しずつ作り続けます。
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艶墨黒抹茶茶碗1
価格
8,500
円 (税込)送料、ギフトラッピング有無につきましては販売サイトにてご確認ください。
商品紹介
関連情報
生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
ご自宅や店舗などのインテリアアイテムとしてはもちろん、
大切な方への特別な贈り物にもおススメさせていただいております。
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