うりずんも今週でいよいよ終わりだそうで、若夏の季節に入るそうです。

　若夏は旧暦4、5月の沖縄で稲の穂が垂れるころを指すそうです。

　沖縄が赤道直下のハワイなどと同じように常夏だと思っている人も少なくないと思いますが、冬はそれなりに寒くなりますし、一年のうちに暑い日の割合が多い地だからこそ、微妙な季節の変化を表す言葉や、その時々の祭りや祈りの習慣が多いのではと思います。

　そういうわけで、今週末から夏日がしばらく続いたら、その後は鬱陶しい梅雨入りです。

　今年も押し入れの中のカビとの戦いが始まります。

練り込み香炉

　先日練り込みの壁掛け時計のことを書かせていただきましたが、あれからもう少し練り込み方法を掘り下げて、今回は香炉を作りました。

　土は、白、黒、グレーの3色です。

　当然、中間の色が入ることで2色よりコントラストの幅が広がります。

　それぞれの作品の色の出方が同様になることは考えずにやりましたので、5つとも表情はかなり異なりました。

　また、今回の製作で、土の配置と表面に現れる位置の関係が少し感覚的に得ることが出ましたので、次の壁掛け時計に応用できました。

　そちらは無事焼き上がりましたので、漆が固まり次第アップさせていただきます。

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