練り込んでヒビ入れて
今日は語呂合わせで「ゴーヤーの日」。
内地では「ゴーヤ」という表記の方が多い気がしますが、沖縄ではゴーヤーです。
ちなみに、私も時々このブログでも「ウチナンチュ」と書くことがありますが、正しくは、少なくともそもそもは「ウチナーンチュ」ですよね。
今後は意識してチャンと書きます。
練り込み裂紋花器
白、黒、グレーの三色の土を練り込んで、裂紋(嘯裂文:しょうれつもん)を入れた、大きめの花器を作りました。
練り込みで裂紋の花器を作るのは初めてでしたが、表面にだけ別の色の土を貼るやり方よりも層の模様がハッキリと出るのでいいですね。
各色の土の割合と重ね方が、最終的にどう出てくるかが運任せの部分が大きいので、まだまだですが、それでも練り込みはこれで何作か目なので、少し慣れてきました。
大体、最初の無心の頃を過ぎたこのあたりから欲が出てくるので、次第に思うようにならなくなるのが常ですが。
懲りずに続けようと思います。
裂紋のやり方は結構単純
Instaにこの花器の画像をあげたとき、フォロワーの方から「どうやって作るのか想像できない」というコメントを数件いただきましたが、見た目ほど複雑でも高度でもありません。
陶芸でこの花器のような形状のものをロクロで成形するときは、まず円柱状の形に真っ直ぐ上に伸ばしてから、内側から外側に押し出して丸みをつけるのが基本です。
裂紋を入れるやり方にはいくつかあると思いますが、私の場合、円柱状にしたら、外側の表面をバーナーなどで炙って少し固めて、それから内側から外側へ押し出して丸みをつければ、バリバリとヒビが入ります。
市販されている陶芸の教本にも載っている手法ですので、どなたでもできると思います。
ただ、その際必要な土の厚みやバーナーでどれくらい固めるかは、作るものや求めるヒビの大きさや深さによって異なりますので、その辺は経験が必要と思います。
この作品については、ヘラで全体に2~3mm間隔、深さ1~2mmの溝を入れてからバーナーで炙っていますが、裂紋自体にはこの溝は必要ありません。
もちろん電動ロクロを使わなくてもできますので、ご興味がある方はチャレンジしてみてください。
意外に簡単にできますよ。
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オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
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