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でたらめをやってごらん

カタブイと鳥害

 沖縄ではにわか雨のことをカタブイ(片降り)と言いますが、「片寄って降る」ではなく「片側で降る」というのが由来です。

 

 沖縄本島の中央帯の隆起に湿った空気がぶつかって生じる、積乱雲を伴うにわか雨のことで、本島の東側、西側のどちらかで降るから「片側で降る」ということだそうです。

 

 なので正しくは、晴天中に降るいわゆる天気雨とは別もので、天気予報士などは使い分けていますが、県民は「にわか雨=カタブイ」のようですね。

 

 今週はそんなカタブイが続く一週間だそうです。

 

 それ自体はもう慣れているので全然構わないのですが、急な雨の時は鳥がベランダに逃げ込んで来る時があって、今日もそうだったんですが、乾燥させている作品に飛び乗って、まだ柔らかかったので形が崩れて全部パー。

 

 ご丁寧に4つ同じくらいの高さに並んでいた作品全部に飛び移ったので、ワザとやってる嫌がらせかと思うくらい。

 

 飛び立つ際にしたと思われるでっかいフンにもイラっときて、「いつか焼き鳥にしたる」と古典的なセリフを叫んでしもた。

 

 鳥にとっては日頃から人間の方が有害だと思うけど、「そろそろ乾いたかな~」なんて作品を見に行ったら足跡が付いてた日にゃ、あーた、神が許しても私が許しません。

 

 キラキラ光る鳥除けのテープとか使っても効果ないし。

 

 いいよいいよ、どうぞどうぞだけだと、悪気があろうが無かろうが相手を舐めた行動するのは人だけじゃないですな。

 

 以前は放っておいたけれど、最近はベランダに来た鳥は手を叩いて追っ払うようにしています。

 

 

西原高校マーチングバンド部が世界最高賞

 日本国内外で賞取り常連の西原高校のマーチングバンド部。

 

 4年毎に行われる世界コンクールで初出場以来6回連続で金賞を獲得していて、コロナで一年延期になって開催されと今大会ではこれまでを上回り、ショー部門で最高峰のチャンピオンシップを受賞したそうだ。

 

 昨年参加できずに卒業した先輩たちの無念や、高額な渡航費との苦闘など、事前に話題になっていただけに、プレッシャーを乗り越えた成果は素晴らしいですね。

 

 その割には、結果は県内でもワリと小さく取り上げられているような...

 

 もっと盛り上がってよくね?

 

 

映画監督ウィリアム・シンクレア

 映像作りをしている沖縄の高校生、ウィリアム・シンクレア君。

 

 お名前には異国感がありますが、れっきとしたウチナーンチュだそうです。

 

 中学生の時に、「シン・ゴジラ」公開に際して樋口監督が募集したゴジラに関する短編映画で、見事最高賞を獲得した経歴のある若き才人だ。

 

 既成概念に捉われないオリジナリティーに溢れる脚本が高く評価されたそうだ。

 

 そんな若い才能が今回、プロの俳優やスタッフの力を得て作った短編動画が、昨晩YouTubeで公開されました。

 

 題名は「CHANGE」。

 

 前田敦子さん、西垣匠さんらが出演する、クラスの席替えをテーマにした17分の作品。

 

 現在東宝movieチャンネルで公開中です。

 

 

 

 シンクレア監督本人曰く、くだらないことに真剣に取り組む姿を描きたかったというけれど、きっと見ている人たちの想像を超える展開は、やっぱりスゴイ才能ですよね。

 

 是非皆さんもご覧ください。

 

 

でたらめをやってごらん

 先日のNHKで岡本太郎式特撮活劇「TAROMAN」が放送されていました。

 

 当時こんな番組あったかな?なんて思いながら見てましたが、全部見終わった後に調べてみたら、70年代の特撮番組風に作られた現代の新作だったそうで、すっかり製作者の企みにハマってしまいました。

 

 山口一郎さんの「当時の」TAROMANの想い出を交えた解説とか、番組に出演していたという当時の子役のスタジオ登場とか、実に巧みでしたね。

 

 NKHやるなぁー。

 

 お題が岡本太郎だけに、「普通」じゃない演出が美味でした。

 

 内容は、決して正義の味方ではないTAROMANが怪獣をやっつける話。

 

 怪獣だからやっつけるわけじゃない、やっつけたい奴だからやっつけただけ。

 

 スゴイ発想。

 

 シュールとかブラックユーモアとかだけでは片付けられないものがありました。

 

 令和の現代だからその意味や意図が理解されるのかも。

 

 最終話は、多様性とかSDGsとか叫んでも人類ありき、人類中心の発想から抜け出せない私たちへの継承の様でした。

 

 「岡本太郎の本を読んで人生が変わった」というのはよく聞く言葉ですが、私も岡本太郎氏の言葉で心に残っているものがあります。

 

 「でたらめをやってごらん」

 

 TAROMANの中でも第一話で取り上げられていましたが、人は何の束縛や制約、しがらみや他人の目なども無い、完全な自由な状態・環境の中で「自分の好きなように自由にやってごらん」「でたらめなことをしてごらん」と言われても、結局何かの模倣であったり、既成概念に捉われたことしかしかできないのでは?という問いかけ。

 

 私自身サラリーマンからものづくりに飛び込んで、作品には何の制約もしがらみも無い環境なのに、無意識の既成概念から中々抜け出せません。

 

 「人類の進歩と調和」を掲げた70年の大阪万博の際に、「人類は何も進歩していない」と言い放った実行メンバーの一員だった岡本氏は、当時はただのへそ曲がりにしか思わなかったけれど、今では本当にその通りだと思います。

 

 「人生は自分だけのものだから」「自分らしくあればいいんだよ」と自己肯定的な響きの言葉が持てはやされる現代において、同じことを意味していても、「自分の中に毒を持て」「上手くあるな」「マイナスに飛び込め」なんて言われてゾクゾクするのは、昭和の人間だけでしょうかね?

 

 私も今回、岡本太郎氏の著書を買いました。

 

 

 

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【sold】珊瑚土蚊取り線香ホルダー青結晶2

価格

4,800

(税込)

送料、ギフトラッピング有無につきましては販売サイトにてご確認ください。

商品紹介

 中心から放射線状に鎬模様に彫った蚊取り線香ホルダーです。    真っ白な陶土に沖縄の海岸で採取した珊瑚砂を練り込んで、琉球石灰岩のような質感を表現しました(珊瑚砂の採取につきましては、沖縄県土木事務所の許可を得ています)。    珊瑚砂の質感を残すために、ボディ外側には施薬せず、内側のみ光沢を抑えたブルーの…

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