今年の沖縄の5月は、観測史上の記録を2℃ほど上回って最も暑く、降水量は例年の半分程度だったそうです。

 

　私ですらクーラー使った日があったくらいですから、相当ですね。

 

　台風３号は、当初の既に熱帯低気圧に変わっている予報が外れて、勢力が衰えないまま今日沖縄に接近するそうです。

 

　そんなこともあるんですね。

 

　予報では本島も大雨や突風に注意と言っていましたが、その割にはこの時間でも随分と穏やかなのは何故？

 

 

何よりも大事な

　相変わらず沖縄での感染は全国最悪を爆走中で、GW中の観光客による被害のような言葉が飛び交っていますが、沖縄は当初から全国ワーストの1位から5位の間を行ったり来たりしているんだから、往来云々が拡大の主要因ではないでしょ。

 

　この状況下でも、「今一度自身の行動を見直して、一層の注意が必要です」なんて言う地元ニュースに続く番組で、スーパーの店員同士や納品に来た農家の人たちと、野菜売り場の前でマスク無しの歓談しているシーンを見せられたら、県民に届く言葉は薄いよね。

 

　歌手やタレント、一般の人々にかかわらず、県民が投稿するSNS画像や映像に至っては、これで感染が広がらなかったらむしろ不思議というシーンを見せつけられて、飲食店で起こっていることなんてごく一部だということが見て取れます。

 

　すでに県内だけでも150人以上の命が奪われている現実を前にして、「命どぅ宝（ぬちどぅたから＝命こそ宝）」というウチナーンチュの金言が二の次三の次にされている県民の行動は実に悲しいものです。

 

　「何もしていない」と思っている人は少ないのでしょうが、それが必要なレベルに至っていない、数字からすれば国内最低のレベルのことしかできていないということですから、個人も企業も「そこまでしなくていい、これくらいやっておけばいい」から抜け出さないと、やった分までもが徒労になるように思えます。

 

　「みんながやっているから構わない」と「何で自分だけがやらないといけないのか」は対になっている自分への言い訳ですね。

 

　私も県民の一人として自戒を込めてそう思います。

 

 

アチコーコーの島豆腐

　今月1日から食品衛生法が改定されて、島豆腐については、売り場への持ち込み温度は55℃以上とし、3時間以内に販売するか、冷蔵保存することが義務付けられました。

 

　沖縄の島豆腐は内地の豆腐と原料は同じでも製法は全く異なり、出来立ての熱々（アチコーコー）が一番美味しいとされていて、私も同感です。

 

　温かい島豆腐をチャンプルーや麻婆豆腐に使うと、卵やソースとの馴染み具合やホワホワ感が堪らないく美味しい。

 

　スーパーなどの売り場には、豆腐屋ごとに時間をずらした納品時刻表が貼ってあって、アチコーコーが買えるようになっているのも、沖縄ならではの光景ですね。

 

　そういうわけで、島豆腐を買う時には、触って暖かさを確かめてから買うのが一般的。

 

　私もコロナ前はそうしていました。

 

　業者や販売店が今回の改定法を守れば、売り場に置いてあるものは全て暖かいことになりますが、それでも身に着いた習慣で、自分で触らずにはいられないでしょうね。

 

　このご時世に如何とは思いますが、こればっかりは皆さんが触っているという前提で対策を。

 

　私としては、それよりも、スーパーに入る時に手を消毒しない人が多いし、使うカートやカゴの取っ手を消毒している人なんて見たことないし、何より惣菜や弁当を次々と手に取ってから棚に戻す人が多すぎの方が気になりますが。

 

　触るなとは言いませんが、ホドホドに。

 

 

 

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