平日は毎朝8時頃に隣の中学校のエアコンの大型室外機が動き始めるのですが、今日はその音で目が覚めて、もうそんな時間かと思ったら、まだ6時台、しかも日曜日。

　そうだ今日は朝の7時から投票日でした。

　隣の中学校はいつも選挙の投票場なので、歩いて行けることもあって、沖縄に来てから投票率100％です。

　国政選挙は立候補者が少ないこともあってか、比較的静かなものです。

　県民の関心の差なのかもしれませんが、市議や県議、知事などの選挙では連日、終日名前を叫ぶだけの街宣カーは、私にはただの騒音です。

　街中に違法ポスターが貼られて、”応援されている”立候補者たちにはむしろ逆効果だと思うけど。

　県外の人たちからすれば異様で異常な光景だと思います。

水シャワーの季節

　沖縄も大分暑くなってきまして、我が家では既に恒例の水シャワーになりました。

　アパートやマンションの屋上にある水を貯めるタンクが太陽熱に温められて、蛇口から出る「水」はぬるーいお湯状態です。

　タンクがコンクリートなどで覆われていてもそこそこ温かいので、タンクがむき出しの場合、温度設定を「お湯」にすると出てくるのは火傷するくらいの熱湯です。

　昔、初めて沖縄の友人宅のアパートでシャワーを浴びた時は熱湯を浴びてしまい、どうしていいか分からず、お湯に水を加えた桶で掛け湯してしのぎましたが、その友人に水シャワーのことを教えてもらいました（ってゆーか、先に言えよ）。

　陽が登る前はまだ「水」ですが、日中にシャワーを浴びる時は、私が住んでいる古いマンションなどでも結構な高温になるので、その際は「お湯」設定を止めて、「水」で浴びた方が安全で気持ちが良いです（個人の感想です）。

松井守男さん

　先日のNHKの日曜美術館で知りましたが、画家の松井守男さんが5月に78歳でお亡くなりになったんですね。

　コルシカを拠点に活動されて、フランスのレジオンドヌール勲章を受けるくらい評価されている方ですが、以前の「日美」で紹介されていた際に初めてお名前を知り、私の高校の美術教師に雰囲気が似ていると感じたのを思い出しました。

　「天地人から力を得る」「光が見える」「いいぞ、いいぞ、見えてきた」と描画中に何かを感じながら筆を動かしている、ご本人曰く「自然に手が動いている」姿が印象的でした。

　ピカソに会った時、ピカソの絵の感想を問われ「光しか見えない」と答えた話、ピカソに「オレの眼を見ろ」と言われ、ずっと目を逸らさずに見つめていたらピカソに「目を逸らさない奴は珍しい。オマエはやり通すことができる。明日から家に来い」と言われた話。

　番組を通して「純粋な人」という印象でした。

　「この世の光」は純粋な人にしか眼に入ってこないのかもしれません。

　私には闇ばかりが見えているような。

　邪念だらけ．．．

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