ウージ染めとモンブラン
ウージ染め
先日のSHIMA DENIM WORKSさんとのサトウキビ繋がりではありませんが、今日はデパートRYUBOの美術サロンで開催中のウージ染めの展示会「Ouchi 彩はっけん おうちに彩を」に行ってきました。
ウージ染めはサトウキビの葉や穂から抽出した染料で染めた渋めの緑色の織物として広く知られていますが、その色については、花穂から抽出した染料で染めたピンク色や、葉を採取する季節によって発色が異なる若草色から萌葱色、更には黄色に近い色など、知られている以上に色表現の幅が広い染め物です。
また、糸を染めてから織る技法(先染め)と、織った布地を染める技法(後染め)とでも表情が異なるので、作家や工房によっても印象が異なります。
私の知る限りでは、県内では豊見城市のウージ染め協同組合が運営する「てぃぐま館」の品揃えが一番だと思いますので、初めての方はそこで各工房の様々な種類や技法のウージ染めを見比べて選ぶのがおススメです。
ちなみに、ウージ染めという呼称は、豊見城市ウージ染め協同組合に加盟している作家や工房の作品だけに使われるものだそうで、それ以外の染め物は、サトウキビを染料としていても他の呼び名になるそうです。
また、ウージ染めは紅型などの顔料染めとは異なり、他の植物由来の染料と同様に経時変化で色が抜けたり変わったりします。
それも味わいの一つですが、使用するにあたり一番気をつけたいのが、日焼けだと思うので、窓辺などで敷物として使用する際は、長く置いておくと物を乗せていたところと他の部分の色が大きく変わりますので、その辺はご留意を。
春の新作が沢山
今回の展示会も豊見城市の協同組合主催だったので、久しぶりに作品を見に行こうくらいのつもりだったのですが、このデパートRYUBOでの展示のために作家が製作したという、今までに見たこと無いような作品がズラリと並んでいました。
花穂染めは私が以前に見たものよりもずっと色鮮やかに感じましたし、壁掛け時計はなんとも可愛かったです。
今回の私の目当ては、そうです暖簾です。
暖簾も見たことのない新しい柄の作品が並んでいて、中でも私が好きなクバ扇の柄のものが素敵でした。
展示されていたのはタペストリーでしたので、暖簾に仕立てられるか確認していただいています。
できたら良いんだけどなぁ。
展示会は来週の月曜までですので、是非足をお運びください。
見るだけでも、春らしい、明るい気持ちにさせてくれますよ。
全国美味いもん祭
帰りがけに寄りたかったのは同じデパートRYUBO6階で開催集の「春の全国美味いもん祭」。
今回は代官山のシェ・リュイのモンブランが売られていると聞いたので、モンブラン好きな私としては四の五の言わずに自分用に2つも買ってしまっただよ。
自分好みからすると少し甘いんですけど、それでも十分美味しさに溢れているんですよね。
ロールケーキやサバランも美味しそうだったれど、今回はガマン。
今回は北海道の豚丼や神戸の焼き餃子など、私好みがこれでもかと並んでいて、チョイスに迷いながらも誘惑に抗わずに、贅沢なお昼ご飯になりました。
たまにはイイよね、と自分に言い聞かせて...
こちらの「美味いもん祭」も月曜日まで。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
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オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
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