抹茶茶碗其の二
イジュの花が開花
今年はもうイジュの花が開き始めたそうです。
例年より2週間ほど早いとか。
イジュは沖縄と奄美諸島の固有種だそうですが、地元では、その白い花が開き始めると梅雨が近いと言われています。
この時期には珍しい強い勢力の台風2号が沖縄に近づいてきていたりして、今年のうりずんは短いかもしれませんね。
ちなみに、沖縄の県花であるデイゴの赤い花が沢山咲くと、地元では、その年は台風が多いとも言われていますが、今年は既に満開の知らせが其処かしこから聞こえています。
龍神大百足
先日、沖縄や台湾などに生息するリュウジンオオムカデが今般遺伝子解析などから新種と認定されたそうです。
国内での大ムカデの新種は143年ぶりだそうで、絶滅の恐れもあるので見つけても捕獲、飼育などしないよう呼び掛けられています。
名前の由来は、海で暴れる龍神が大ムカデを恐れたと言う沖縄の故事からだそうで、航海の守り神ともされていますが、体長約20cmの胴体はヒスイ色というのでしょうか、モスグリーンで脚や触角がブルーという、いかにも毒々しい風貌です。
実際毒もあるのでご注意を。
グルクンの色
県花や色のことを書いていて思い出しましたが、沖縄県魚のグルクン(タカサゴ)は赤い魚というイメージですが、海中の平時では青色なんですよね。
寝ている時、ストレスを感じた時、死んだ後などに赤色に変わる生態の魚です。
理由はカモフラージュだそうで、寝ている時こそ青い方が良いような気もしますが、深海では赤は魚には見えない色、つまり透明と同じと聞いたことがあるので、夜の海でも赤い方が都合が良いのかもしれません。
青いグルクンを見ることができるのは、水族館内や漁師さんくらいですから、「赤=鮮度が低い」ということではないのでご安心を。
抹茶茶碗作りました
今回も抹茶茶碗を作りました。
前回は大きく作りましたが、今回は重さの方を重視して、少し小振りで軽めに400g前後にしました。
釉薬は定番の艶墨黒の他、白マットと織部。
白マットはカイラギを狙ってましたが、少し薄かったようで、可もなく不可もなくといいいますか、クセのない普通な感じ仕上がりました。
織部は久しぶりだったので、濃さの感じがつかめず不安でしたが、嬉しいことに意外と上手くいきました。
全体のフォルムは前回同様手捻りで、高台を小さく高めに取ってつぼみ口のような形状にしています。
面白さを共感していただけたら幸いです。
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