先週の中頃、所要があってほぼ3年ぶりに夜の那覇の街へ、お酒の飲める店に行ってきました。

 

　お酒がメインのバータイプの店でしたが、私以外、店員も客も私の友人も誰もマスクをしていなくて、カウンターで隣に座っていた若者が終始こちらに話し掛けてきて、沖縄だけかは知らんけど、この人たちの中に入って行くのはまだ先だなと。

 

　私はもう暫く家に籠ってた方が気楽です。

 

 

WBC

　高校野球の沖縄の学校の試合以外、普段からテレビでもスポーツ観戦はしていない私。

 

　オリンピックですら夜のニュースや特番でハイライトシーンを見るだけで満腹感を味わってしまう方です。

 

　当然WBCも見る気はなかったのですが、たまたまテレビに流れてきたのが韓国戦で、そのまま何となく見ていたら直後のヌートバー選手のファインキャッチプレーに感動して、結局最後まで興奮しながら観てしまいました。

 

　多くの人が感じているように、私も日本の試合を観ていてとても気持ち良いです。

 

　試合中もベンチでもオフでも、そして観客の応援も。

 

　ちなみに米国社会では、現役の選手が他の現役選手に、それがチームメイトであっても自分の技術やノウハウを教えるのは、自分の希少価値が下がるという理由から対価なしにはやらないことで、私が出向していたシアトルの町工場レベルの会社内でさえ、たとえ上司から聞かれても「Job Security」を理由に答える必要がないのが常識でした。

 

　ダルビッシュ選手がキャンプ初日から「ダル塾」で後輩投手たちに惜しみなくアドバイスをしている姿が印象的でしたし、そのアドバイスを試合で実践して効果を感じた山本投手や佐々木投手の談などを聞くと、日本人らしいといいますか、「余裕のなせる業」では収まらない、高尚なマインドがカッコいいと思います。

 

　日本の選手間であっても普段なら他球団の選手に質問できる、教えてもらえる機会は貴重でしょうし、選手たちがこれからの将来にも繋がるとても良い時間を過ごしているのは、彼らの表情からもよく分かります。

 

　沖縄出身の宮城投手がキャンプ前に、「以前に自分の投球をTwitterで褒めてくれたダルビッシュ選手にお礼を言いたいけどオーラが強くてオイソレと近づけない」というようなことを言っていたのに、蓋を開けたら一緒にスワンボートに乗っていた映像を見て、大いに微笑ましくて、私まで嬉しくなっちゃいました。

 

　NHK沖縄が、韓国戦当日の試合前の時間帯のニュースで、沖縄でキャンプをしていたキューバと韓国の選手インタビューなどを紹介して、気のせいか遠慮がちにではありましたが、対戦相手の韓国の選手にもエールを送っていました。

 

　「いちゃりばちょーでー（一度会ったらみな兄弟）」がウチナーンチュらしさです。

 

 

　そして私も、村神様がここぞという時に会心の一発を放つ映像を目に浮かべている一人です。

 

　思う存分暴れちゃって、日本！

 

 

 

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