バンクシー展
バンクシー展
現在浦添市美術館で開催中の「バンクシー&ストリートアーティスト」を見てきました。
今までの経験から、沖縄の美術館は、会場内で客が輪になってゆんたく(歓談)していたり、職員が業者と大声で談笑していたり、子供が走り回っていたり、いい年をした人が島ぞうり(ビーチサンダル)でペタペタ、ペタペタ、ペタペタと歩き回っていたり、いつもどこでもとは言いませんが、「ウルサイ」という印象が拭えません。
それゆえ、コロナのこともあってめっきり足を運ばなくなりましたが、今回は珍しい展示だったので、空いていそうな朝一で行ってきました。
開催から10日ほどで来場者が1万人を超えたというだけあって、会場開始後間もなくでも結構人がいました。
有難いことに、いつもの「ウルサイ」は無くて、落ち着いて見させてもらいました。
バンクシーについては少しの作品をメディアを通じて見ただけですので、知らないに等しいのですが、会場の入り口にバンクシーの短い言葉がいくつか書いてあって、現代の社会や体制、資本主義や排他主義、暴力や自然破壊に対する不満や批判+希望が作品の根源なのでしょうか。
それを、ストリートアートというか、建造物にスプレーペインティングで、日本でいうところの器物破損という犯罪行為で世に伝えることに多くの人が称賛を贈っていても、不快感や違和感を感じないのは、そこに描かれている問題定義に共感するからでしょうね。
それでも、もし自分が法に携わる立場だったら「良い違法行為なんてない」と言ってしまいそうですが、バンクシーはそれぞれの法の是非についても問い掛けているように思います。
今回展示されていた作品の多くから、戦争や武器に対する批判が伝わってきます。
もっと言えば、私たちが当たり前として看過している物事が、実際は大きな暴力や危険を内包しているものだということを感じさせます。
開催は10月10日(月・祝)まで。
展示されている作品の多くは撮影可なのですが、最後の広間では一番奥の黒い壁に掛けられている一部の作品を除いて全て撮影不可です。
部屋の入り口に立っている説明図も分かりずらいし、実際撮影禁止の作品を動画や画像で次々に撮っている人たちが何人もいて、室内にいる2人の監視員も気付いていないのか、というより見てもいないようで、正直腹立たしかったです。
私の目の前の女性もバシバシ撮っていたので、一言掛けたら無視されました。
確信犯か?
結局不快な観覧になってしましました。
そして悲しい。
私がどう思うかは問題ではなくて、帰宅後浦添市美術館には改善を要求しました。
浦添市民として。
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沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
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