沖縄間輸送の留意点
今世紀一の絶叫
台風が今日明日に沖縄本島に接近する予報なので、昨日ベランダの植物を室内に取り込みました。
今回は暴風には達しないそうですが、雨量が多いとのことなので雨風が当たるところのものは全部。
作品を保管している部屋の陳列棚がこういう際の植物棚を兼ねていまして、長期でも耐えられるように育成ライトも装備しています。
冬も室外管理ですので、出番は多くはありませんが備えあればナントカということで。
昨日もベランダから鉢を2つずつ持ち込んで、棚の端から並べました。
すると3つ目を置いたとたん、棚板が重みで大きく傾いてしまって、出した手も間に合わず全部滑り落ちてしまいました。
そういえば、屏風のようにジグザグにつながった形状の鉄骨に棚板を乗せているだけなので、端部分の下には支えがなく、板も固定されていないのを忘れてました。
3つ分の土を、よりによって手が入りにくい隙間にぶちまけてしまいまして、それも畳の部屋なのでその後の掃除も大変でした。
その惨状に自分にこんなに大きな声が出るとは知らなったくらいの絶叫でした。
「トホホ」どころじゃない最悪の事態に画像を撮る気にもなりません。
それから暫く、拭いても拭いても畳の目の中に入った土が取れなくて汗だく。
植物の方には大きなダメージは無かったように思うので、それがせめてもの救いです。
シャワー浴び直して、いつも通り晩酌して、いい歳して不貞寝しました。
参院選結果で
先日、選挙の投票に行った際、会場はいつもの隣の中学校の構内なのですが、最近一気に老眼が進んだせいか、投票記入ブース内に貼ってある文字が全然見えなくて、自分でも驚きました。
書くことは分かっていたので困ることは無かったのですが、自分の手元の文字もよく見えなくて、次回からは老眼鏡を持って行くことにします。
翌日の開票で驚いたのが、沖縄の参政党からの候補者に12万票以上が入っていたことです。
連中の具体的な政策は知りませんが、党首が「沖縄戦で日本兵が住民を殺すわけないじゃないですか」と叫んでいた党ですよ。
その党首の言い分には根拠は無く、「警察官が悪さするわけないじゃないですか」と同等レベル、当時の生き残りの沖縄県民の証言を間違い、嘘と言っている訳で、他の地では一部の人間にウケることはあっても、この沖縄では皆が批判すると思っていました。
支持する候補者もいない中、 「なんか今までとは違うことをやってくれそうな気がする」だけで投票しただけかもしれませんが、全投票数の2割を占めたことになります。
同日に行われた那覇市議選挙でも、同党の女性候補者が党首の主張について意見を問われ「私は沖縄戦を勉強していないので分からない」と答えて、当選しています。
現在の沖縄に住んでいると、テレビやラジオから「沖縄戦」という言葉を聞かない日は無いと言っていいくらい、当時の体験証言や、現在でも続く遺骨収集のことなど、一年中日々のニュース番組が沖縄戦について取り上げています。
将来の戦争防止のため、戦争の悲惨さや平和の大切さを訴え続けていると理解していますが、その効果といいますか、それで戦争が起こらなくなるとは思えず、毎日聞かされるとただの「日常」の一部になってかえって不感になってしまうのではとさえ思っていました。
実際、県内の中高生に沖縄戦についての知識や関心度をアンケート調査しても、決して芳しくない。
しかし、それでも今回のように県民の20%がご都合主義の言葉に釣られて、当時者の証言を否定、無視するようになっているのが現状なら、今まで以上に事実の認識度を高める必要や意義は大いにあると思い知らされた選挙結果でした。
まぁ、あのガーシーというのが当該選挙区で30万票獲得して当選する世の中だから、私の良識と世の中がかけ離れているだけかもしれません。
世界を見ても、国の数だけでいえば、民主主義の国より専制国家、独裁国家の方が多いのが現実ですがね。
念のため言っておきますが、私は個々の具体的な政策次第なので、支持する政党や政治屋はおりません。
宅配便の落とし穴
便利な世の中になったもので、沖縄に住んでいても大抵のものは通販で手に入ります。
送料は大きなネックになりますが、数年前にヤマトが専用機を仕立てたり、アマゾンの配送センターが県内にできたりと、沖縄の離島でも随分と便利になったと聞いています。
ただ、一部の機械類やセンシティブな工芸品などは沖縄が販売対象外になっていたりもします。
ヤマトでは、北海道と沖縄だけが航空便と船便の適用対象で、その他は全て陸送便とのこと。
ヤマトによると、コンビニなどから沖縄へ発送すると、同社のAIが発送元や品名から判断し航空便か船便かを振り分けるそうです。
ただ、このAIがあまり賢いとはいえずに、書籍が題名から船便扱いになったりもするそうです。
そのため、送り主が自ら航空便か船便かを指定したい場合は、ヤマトの営業所に直接持ち込んで中身や指定便についてスタッフに説明して同意されれば可能とのことです。
題名を「落とし穴」としたのは、航空便と船便の違いは届くまでの日数だけでなく、輸送中の貨物室内の気温も異なりますので、見落としてはいけません。
航空便では4~10℃ほどの気温に数時間さらされ、船便では逆に高温に数日間さらされる可能性があります。
今までに実際に通販で買ったものの中から例を挙げると、航空便で送られた食虫植物のウツボカズラが受取り後数日で完全に枯れました。
別の日にも同様のことが起こりました。
見た目からは霜枯れた感じですので、貨物室内の低温に耐えられなかったのだと推察します。
グラキリスなどの塊根植物でも航空便だと葉先にダメージが生じる場合が多いですが、大きな株だと枝や塊根部分に問題はありませんので、翌年からは元気に再起します。
でも実生の子株など、安定していない未熟な株ではご注意を。
逆に、船便で送られてしまったビカクシダは水切れで、ひん死の状態で届きました(一応完全に枯れてはいませんでした)。
発送地にもよりますが、関東からだと船便でまる一週間掛かります。
冷気や一週間程度の無給水に耐えられそうにない植物などをネットで購入する際は、発送者に事前に対策を確認するなどした方が無難と思います。
補足すると、今までに購入したウツボカズラの中で、航空便でもビクともしなかったものもありますので、種によって耐性の違いがあるのかもしれません。
今までのところ、サラセニアとハエトリソウ、アガベ、ハオルチアやユーフォルビア、フォーカリアは航空便でも無事でした。
メルカリ便などに使われるヤマトでの例を書きましたが、ゆうパック等でも同様の注意が必要です。
沖縄から、または沖縄へ植物などを送る際のご参考になれば幸いです。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
塊根植物向けの植木鉢や鉢台を中心に、オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダーなどの陶器を製作しております。
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弊工房の作品は「ITEMS」掲載ページからだけでなく、ヤフオク(植木鉢のみ)やCreemaの通販サイトでも直接ご購入いただけます。
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