沖展観てきました
今年のもずく
今年のもずくが店頭に並び出して久しいですが、今年は例年より柔らかめですね。
数年前から「早採り」の解禁時期が早まって、それまでよりもコリコリ感が強いものから出始めていましたが、食べ慣れないウチナーンチュには不人気なのでしょうか、年々柔らかく戻ってきている感じがします。
私は、程度にもよりますがコリコリ感も好きなのですが、柔らかくても歯ごたえは十分なので、やっぱり旬の生もずくは美味しいです。
年に数回他に食べるものがある時を除いて、納豆と生卵と混ぜて毎朝食べていますので、個人の消費量としては多い方かと。
各スーパーに納めている生産者が異なるようで、毎年それぞれに特徴があり、最初のうちは全部のスーパーのものを順に食べて「今年の一番」を決めています。
途中で仕入れ先が変わることもあるかもしれませんが、今のところ近所のスーパー比較では、今年の私好みはサンエーです。
RYUBOのは比較的磯の香りが強くて苦手。
ちなみに昨年はマックスバリュー、その前の2年間はサンエーでした。
もずくの研究
冷凍ものを含めれば一年を通じて店頭に当たり前のように並んでいるものですから、誰も意識してこなかったのだと思いますが、OISTの研究で沖縄のもずくは収穫地(生息地)によって遺伝子レベルで種類が異なるということが分かったのが数年前のことです。
更に研究が進んで、もずくのオスとメスの区別が可能となったのが確か昨年のことで、今後交配による改良新種が作れる可能性も出てきたとのこと。
もずくの保存
話のついでなので、もう少し語らせていただきます。
もずくは収穫後から直ぐに劣化が始まりますので、採れたての美味しさを味わえるのは収穫後の数日間だそうです。
なのでスーパーで売られている「生もずく」は買い置きしない方が好ましいとのこと。
買い置きする場合は、購入後直ぐに冷凍してしまう方がより鮮度が保たれ、長期間置くなら鮮度の良いものを塩漬けしたものでも、味の劣化は少ないそうですよ。
生もずくでも、食べる際の処理の仕方は人ぞれぞれですが、私が一番ススメするのは、買ってきた生もずくを流水でよく(洗い水が茶色くならないくらいまで)洗ってから、水を張ったボールなどに漬けたまま冷蔵庫で保存する方法です(数日間で使い切るのがベスト)。
生産者によって収穫後にゴミなどを取り除いていてから真水ですすがれてはいますが、長時間海水に浸かっていたものですから、軽い塩漬け状態であるし、店頭で売られている時間に少々干からびますので、水で戻して同時に塩抜きもするということです。
一晩おいて減った水の量を見れば、もずくからどれだけ水分が抜けていたかよく分かると思います。
ウチナーンチュに聞いてみると、使用する直前に洗うだけの人が多いようですが、みそ汁などに入れたり煮たりする際はそれでも大丈夫だと思いますが、そのまま生で食する際は不十分と思いますので、私のやり方の方をおススメします。
私はもずく酢よりも、蕎麦つゆにつけて(生卵などを加えてもGood)、お蕎麦のようにツルツルといただくのが好きですが、もずくは熱を加えるとよりプルプル感が増しますので、みそ汁やスープ、炒め物に加えても美味しいです。
沖展2024
もずくでこんなに書くとは思っていませんでしたが、ここからが本題です。
今日、コロナ前ぶりに沖展を観てきました。
2022年から再開されていましたが、「沖縄県内最大の総合美術工芸展」という割には地元のメディアで大々的に取り上げられることはなく、事前の宣伝なども聞いたことがないくらいで、ここ何年も終わってから開催していたことを知る始末。
沖縄では毎年のビッグイベントだけに、この時期に開催されることは皆さん承知しているからでしょうかね。
恥ずかしながら学習してなくて、今年もInstaのフォロワーさんの投稿を見て始まっていることを知った次第です。
沖縄に移住した2016年からコロナ前まで毎年観てきましたが、今年は全体的に今までで一番面白かったです。
もちろん評価するような審美眼は持っていませんので「私好み」という意味ですが。
ちなみに、上の画像の沖展ポスターの写真は、上からぶら下げたオブジェの影で「沖展」の文字を描いています。
会場に入って最初に目にする絵画から食い入るように見てしまいました。
遠目には上の画像のように見えますが、拡大すると下のような書き込みです。
見たことのないタッチだったので、どうやって描いたのかと思ったら「焼き絵」というジャンルがあるんですね。
こちらは点描です。
故稲峰盛吉さんのガラス作品もありました。
やはり私の一番の関心は陶芸部門です。
選考者が変わったのか、基準が変わったのか、はたまた私の思い過ごしか、今までよりも自由で幅広い作風の作品が沢山選ばれている気がします。
今までは、技術は高くても「沖縄らしさ」のような線引きを感じるくらい目新しいものがなく、正直あまり面白くなかったので(失礼)。
今回3Dプリンターで作った磁器?もありました。
こちらの作者は陶芸部門にも展示がありましたが、本作は彫刻部門での作品です。
染物や織物は撮影が禁止されていましたので撮れませんでしたが、宮古上布とか紅型も「うわぁ」というくらい美しい作品がありました。
県立美術館並みの入場料ですが、見応えは十分です。
観覧している子供らが目をキラキラさせながら作品に見入っているのが印象的でした。
【沖展2024】
ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)にて4月7日(日)まで
10~18時(入場は17:30まで)
コンビニなどで前売り券購入可
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
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沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
ご自宅や店舗などのインテリアアイテムとしてはもちろん、
大切な方への特別な贈り物にもおススメさせていただいております。
弊工房の作品は「ITEMS」掲載ページからだけでなく、ヤフオク(植木鉢のみ)やCreemaの通販サイトでも直接ご購入いただけます。
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