ダルマさんは転ばない
桜開花
随分と暖かい日が続きましたね。
沖縄では半袖でも暑いくらいの夏日もありました。
この間に那覇で寒緋桜が開花したそうで、昨年暮れのクリスマス寒波が要因と言われていますが、例年より9日早い開花とのことです。
今日から一変して例年並みに冷えるそうですから、見頃はやはり月末くらいからでしょうか。
合格祈願
今年も例年通り、新年明けてから日を開けて初詣に、自分の干支の兎が守り本尊の西来寺、通称達磨寺に行ってきました。
琉球王朝時代には王府を取り囲むようにそれぞれの干支を祀った12のお寺が建っていましたが、現在では4つのお寺に集約されています。
沖縄のお寺では、明治の世の神仏分離が緩かったのか、かつての神仏習合の姿が今でも分かりやすく残っていて、境内に絵馬が掛かっていたり、達磨寺でも鳥居が並んだり狐が祀られていたりしています。
ちなみに沖縄に仏教が伝来したのは、琉球王国成立(1429年)より160年以上前の1265年、現在の浦添市を拠点に本島の中部(中山)を治めていた英祖王の時代、同地に漂着した宋(現在の中国)の禅艦僧が極楽寺を建立したのが始まりだそうです。
当初は王族や士族など身分の高い層の間だけでしたが、古より先祖崇拝や自然崇拝が大事にされている琉球や沖縄の社会でも馴染み、両立しているところは、いかにも沖縄の間口の広い気風を感じます。
で、話を戻しまして、今年も達磨さんを一ついただいてきました。
売り場に行ったら、いつもの大きさのが見当たらず、目に入った一回り大きな達磨さんを手に取りました。
家に帰って目を入れようとした時、初めて気付きました。
「合格」の二文字(鉢巻している時点で気付けよw)。
そういえば、境内に普段より人が多かったのは、センター試験前の合格祈願だったのかな。
達磨寺だけに「転ばない」祈願で参拝する方も多いと聞いています。
今年最初の失敗ですが、折角ですので、顔も名前も知らない全国50万人の受験生のため、自分の全力が出せるように右目を入れました。
私の分はまたいずれ。
これがフツー
先日書きました、キッチンのレンジフードの取り換えをしてもらいました。
当初工事はもう少し先になるように聞いていたのですが、有難いことに直ぐにやってもらえて年明けから気分がいいです。
フードの吸引口がコンロの上まで覆っていて、ほとんどの煙を吸い込んでくれるようになりました。
音も大分静かに。
これが、アタリマエ、フツーかと今更ながら感激。
翌日はステーキを焼いて、吸い込まれていく煙を見ながらニヤニヤしてました。
年明け早々に、今年の「やることリスト」の一番目完了です。
タマゴの価格
最近は鳥インフルが各地で発生しているため卵の価格が高騰しているそうですね。
沖縄でも昨年末に鳥インフルが初確認されたとのことですが、当事者や県の対応が早かったお陰で、他の生産者へ波及せず大事には至らなかったようで、何よりです。
「沖縄では鳥インフルが発生しない」という神話みたいなものがあるくらい過去に例が無かったそうで、発生の報を受けた関係者の言葉からも大きな危機感が感じられました。
知らなかったのですが、鳥インフルって、感染した渡り鳥が鶏の厩舎に飛来して暫く留まったくらいでも広まるそうで、防ぐ手段を講じるのが難しそうですね。
私は沖縄に来てから、毎日卵を食べるようになりましたので、急に身近な常備品になりました。
ちなみに私の朝食は、一年の99.9%ほぼ毎日同じで、卵と納豆と生モズクと焼きのりを混ぜたものです。
それでも飽きてはいないのですが、そろそろ変えようかな。
工夫して前へ
所要があって、久しぶりに那覇の久茂地まで行ってきました。
観光の大型バスも結構見ましたし、国際通りの人通りもまあまあ多かったかと。
問題を抱えながらも工夫しながら前に進んでいる方々の存在を感じました。
今年は3月に、リニューアルした牧志公設市場が元の場所に帰ってくるんですよね。
経済だけでなく人々の心を元気にしてくれそうです。
自分については、以前に書いたように、県内の電気代が4割値上げされれば、それだけで年間最低10万円のコストアップですし、陶芸に関する材料や設備なども軒並み20%値上げするそうですので、受ける影響は大きいですが、私も工夫して前に進みます。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
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オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
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大切な方への特別な贈り物にもおススメさせていただいております。
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