マツノの知らない世界
いきなりおやじギャグ的タイトルでスミマセン。ネタばらしは後ほど。
真夏日と熱帯夜が続く沖縄です。
さしもの私もクーラー使おうと寝室のを点けたら、壊れてました(マジか!)。
修理待ちです凹。
沖縄県産の夏フルーツ
今日、今年初のスイカをいただきました。
スーパーで売られていた今帰仁村産のもので、糖度10と書いてありましたが、私には甘すぎず歯応えもあって、ベストの状態の初スイカでした。
久しぶりのスイカは実に美味しかったです。
夏の県産フルーツは安くて美味しくて、サイコーですね。
今年のパイナップルも成長期の台風の影響が少なかったそうで、良質のものが市場に出回るそうですよ。
近年ではマンゴーより糖度が高い高級パイナップル「ゴールドバレル」なども出てきてますし、沖縄で普通に売られているとろける様なパイナップルを食べたら、それまでの食べたら舌がヒリヒリするようなものはもう食べられなくなりました。
ドールの世界
先月、お取引いただいている、横浜で備前焼や唐津焼を中心に陶器を販売していらっしゃる「うつわの弥土」さんから、近々催されるイベントに出品する人形用のイスなどを作ってみないか、というお声掛けをいただきました。
なんでも、うつわの弥土さんのご近所で人形作家の方々のオリジナル作品を展示・販売しているコルメキッサさんというお店で展示会が催され、うつわの弥土さんも参加なさるとのこと(ご本人はチョットだけと仰っていましたが)。
イベントのタイトルは「夜を歩く」。
失礼ながら、タイトルを聞いて浮かんだ人形のイメージは、ティム・バートン監督の「The Nightmare Before Christmas」とか、百鬼夜行のようななモノノ怪的キャラクターでしたが、 コルメキッサさんが扱われている作品や参加される作家さん方のツイッター画像などを拝見すると、全然違って、美しさと、可愛さと、妖艶さが同居している世界の住人のような人形たちです。
私はシーサーや張子人形などは持っているものの、ぬいぐるみなどを見て可愛いとは思っても、それを自分の手元に置こうとか考えたことはありませんでしたが、ネットで色々検索しているうちに、その知らなかった世界に引き込まれました。
何年生きても、知らない世界って身近なところにも沢山あるんですよね。
創作人形と一言でいっても、ぬいぐるみや球体関節人形、羊毛人形等々ジャンルも多様ですし、また、その衣装やアクセサリーなどまで、作家さんごとの表現や作風、世界観までも幅広く個性豊かなものです。
細部まで精巧にできているものばかりでもないし、キレイカワイイが前面に出ているものという訳でもないし、デパートなどで売られているようなものと何が違うか分からなくても、何かが違う人形たちなんです。
椅子づくり
うつわの弥土さんからは「人形が座ったり、寄りかかったりできるもの」ということでしたが、さて何を作ろうかと。
浮かぶイメージを簡単なスケッチや文字で書き留めて、時間が経ってから見直すと何を描きたかった分からないようなものまで、とにかく書きました。
ドールの世界を垣間見ただけなので、私自身の世界観は出来ていませんが、座っている佇まいを想像しながら、ただひたすらに。
でも、こうやって考えている時間が苦しくも一番楽しいんです。
「ものづくりはMでないと」というのが信条です(たとえHentaiと呼ばれてもw)。
陶土は自由度が広い素材ではありますが、脚付きとなると自重や収縮で焼いた時にヘタったり割れたりしそうなので、時間も限られていることもあり、大きな冒険は避けて比較的シンプルなものに。
そして、珊瑚砂の作品をメインにドーム形のものとチェア形のもの、12点が焼き上がりました。
ドーム形のものは今までにキャンドルホルダーやランプシェードを作ってきましたのでまとめやすかったのですが、椅子の方はやはり脚が一番の課題でした。
一番大きな4本脚の椅子は、上部と脚部をそれぞれ異なる土でロクロ成形したものを組み合わせたのですが、脚の方が中々シックリしないで、作り直すこと4回。
ツッコミどころはありますが、5つ目のこの形でやっと完成としました。
もの選びの優先順位
私は景色でも、物の形や色でも、人の言葉遣いや仕草でも、何でも美しいものの方が好きですが、それでも自分が使う物を選ぶときなどは「可愛い<キレイ<カッコいい<シブい」です。
が、最近自分が作っているものを振り返ると、むしろ逆方向になっていることに最近気が付きました。
歳を重ねると子供に戻っていくといいますからね。
え? そーゆーことじゃない?
楽しくなりそうです
うつわの弥土さんが展覧会アカウントに投稿したツイート画像をご覧になった女性の方々から、「(お手持ちの人形を)座らせてみたい」というコメントが寄せられて、嬉しい反応に舞い上がっているところです。
単純なんで...
私は子供の頃から、煽てられてその気になってフラれるタイプです(いらない情報)。
とは言え、お褒めの言葉に背中を押されて、次回作も「天使が舞い降りる椅子」と「瞑想する子供の椅子」など、既にイメージが膨らんできています。
楽しくなってきました。
チャレンジは続きます。
展示会「夜を歩く」
日時: 5月22日(土)~30日(日)、13~19時、月曜日はお休み
場所: コルメキッサ 神奈川県横浜市青葉区つつじヶ丘36-7 経隆ビル4階
出品作家(敬称略):あを、壱師、KEE、暁夜、秋華、田代いちか、野原tamago、happa、濱元海生泉、ぴこうさ、福長千紗、みほ、宮野こきち、山田猫背、羊毛ドールポチシュナ
私もこの未知の世界を自分の眼で拝見したいです。
<2021.5.26追記>
「夜を歩く」開催直前にコルメキッサさんが会場の動画を撮影なさっているのを見つけたので、紹介させていただきます。
展示物は随時追加されるそうです。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
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