國吉清尚陶芸展
台風2号は当初予測よりも南の地点で東方向へ曲がりそうなので、本島への影響は大分緩くなると思いますが、それでも既に結構な風が吹いていますので、ドアの開閉時など突風に気を付けましょう。
國吉清尚陶芸展
先月から楽しみにしていた、デパートRYUBOで開催中の「國吉清尚陶芸展」に行ってきました。
國吉清尚さんは若くして亡くなられたこともあって、美術館などでも展示数はそう多くありませんが、一つ一つのインパクトが大きくて、毎回見応えがあります。
今までに何度か展示会や美術館で拝見してきたので、新たな印象は無いかと思いながらも、何度も見たくなる作品です。
言い方は悪いけれど「中毒性のある作風」といったところでしょうか。
「溢れる感情」「情熱」「探求心」「激情」「生命力」などの言葉で表現されるのをよく聞きますが、その土台になっているのは土や自然に対する尽きない愛情のように感じます。
どんなに手を伸ばしても届かない、どんなに愛しても応えてはくれない、求めれば求めるほど遠くなるような存在を、これでもかと追い求める過程で、その想いがそれぞれの作品の姿に表れたように、私は思います。
私は、「こういうのがあったらいいな」「こういう形や色や質感なら美しいだろうな」という物のイメージが先にあってから作品に落とし込んでいるので、その手前にある自分の感情や意思をメッセージとして作品で表現しているわけではありませんから、感情や意志を作品にできる作家さんには憧れます。
今回の展示は全て販売対象ですので、今まで見てきた國吉さんの自己表現としての作品とは違う、販売のために作られたであろう器などを見、手に取ることもできるので、その点で興味深いものでした。
私も初めての経験でしたので、遠慮なく背面や底面なども拝見させていただきました。
市場に出ているものは多くはないと思いますので、有難い機会をいただきました。
石垣島のアンパル陶房
帰りがけに2階の楽園百貨店に寄ってきました。
今更ではありますが、今回が初めてです。
入り口のところに「アンパル陶房」という、石垣島の宮良断さんという陶芸家の作品が並んでいました。
石垣島の海砂を40%以上混ぜた磁器土を使ったという、白と薄いブルーのコントラストがとても美しい、薄造りの器でした。
海砂は多分粉末状にして混ぜていると思いますが、海砂をそのまま練り込む私の珊瑚砂シリーズとは全く異なる質感で、陶石の粉を原料としている磁器ならではの手触りの良い作風でした。
素敵な作品ですので是非検索してみてください。
ネットで検索したら、宮良さんは「宮良農園」という観光農園も営んでらっしゃるようですよ。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
ご自宅や店舗などのインテリアアイテムとしてはもちろん、
大切な方への特別な贈り物にもおススメさせていただいております。
弊工房の作品は「ITEMS」掲載ページからだけでなく、ヤフオク(植木鉢のみ)やCreemaの通販サイトでも直接ご購入いただけます。
一つ一つ丹精を込めた作品をご覧いただければ幸いです。
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