近くの公園で遊ぶ子供たちのはしゃぎ声を聞きながら片づけをしていて、時計を見るともう6時を回っていて、いつの間に日がこんなに長くなっていたのですね。　

　それにしても元気な声で、男女混じってドッヂボールの様なことをしています。

　こういう子供たちの笑顔のために、コロナ禍の中で私たち大人がもっとすべきことがあると思います。

　沖縄も感染者数の減少には及んでいません。

丁子風炉

　新たに丁子風炉を出品しました。

　先日お話しをいただいた地元デパートRYUBOでの展示販売会用にと思い、取り置いていましたが、今のところ日程が決まっていないので、ネット通販の方にも出品させていただくことにしました。

　フォルムと釉薬は前作と同じですが、胴体の彫模様を変えて作りました。

　丁子風炉については以前の投稿でも書きましたが、上の窯（ポット）に乾燥させた丁子（クローブ）と水を入れ、灰を敷いた下の炉で炭を焚き、室内の芳香や傍に吊るした衣服に香りを移したり、防虫効果をもたせるのに使われます。

　機能もさることながら、その造りや姿形に味わいのある道具ですので、佇まいだけでその場の空気感が作られます。

　私のは結構イカツイ雰囲気ですが、他の作家さん方の作品はもっとやんわりとした明るい色合いで、取っ手の付け根などに細工があったりして、華やかで良いですね。

　オブジェとして見た時に、私のとは醸し出す雰囲気はまるで異なります。

　来シーズンに向けて研究中のオリジナル耐熱土ができれば、今よりも色表現の幅は広がると思いますが、この燻した渋い色が結構好きなんですよね。

　これから季節は暖かく、暑くなってきますが、丁子風炉は一年中使えるものなので、ご興味をいただければ是非ご覧ください。

　お、さすがに日が沈んで、子供たちは帰宅したようです。

　明日も平和な一日でありますように。

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