朗報

 　今年はいまだに台風が発生していない異例の年。

　先日も書きましたように、天気予報士の天達氏が「今年は沖縄は梅雨が来なくて、北海道に梅雨が来るかも」という旨のことを言っていましたが、沖縄は例年より12日遅れで梅雨入り宣言しています。

　が、来週には梅雨明けか台風発生かなんていう声が聞こえてきまして、いずれにしても今年は例年の梅雨とは程遠いのかもしれません。

　作品を自然乾燥している私としましては、早い梅雨明けはとても有難いことですが。

　題を「朗報」と表したのはそのことではなくて、我が家の塊根植物たちがようやく全員もれなくお目覚めしました。

　タラ～ん！！

　これはめでたい。

　枯れてないないけれど、調子が悪いのか、昨年の植え替えが良くなかったのかなど、色々考えてしまっていましたが、結局は大丈夫だったみたいです。

　沖縄で同様に育てている方から聞くところでも、今年は大分遅いと言っていましたので、気候だったんですかね。

　それにしても、植物が目を出したとか、元気あるのか分からないとか、でこんなに自分が一喜一憂するとは、5年前の自分では考えられません。

　植木鉢つくりを初めて知ったこと、出会ったことの大きさを改めて感じます。

AI

　現代はAIなしにはできないことが多いのだとは思いますが、信用したり頼ったりするにはまだ早い、AIの技術はそこまで行っていない気がするのは私だけでしょうかね。

　人間が、自分で考えるのが面倒で、その回答が正しかろうが間違っていようが構わないような事に多用されているように思います。

　ネットで言葉を検索すると、一番上に表示されるのが「AIによる回答」。

　でも、これ大体が間違っていませんか？

　私がよく検索するのが沖縄の方言の意味を調べるときでなんですが、そのAIの回答が正しかったことは一度もありません。

　私でも「それは違う」と分かるようなレベルです。

　「ハイサイ」くらいならそう違わないと思いますが、問題は本来の意味とは全く違うことが回答されることもシバシバだからです。

　AIはネット情報からの検索結果を纏めているだけでしょうから、その元になる情報がいい加減レベルの集積なら仕方ないのかもですが、間違っている情報なら要らないかと。

　方言ならまだしも、先日「東京都の未就学児の人数」を検索したところ、AIに回答された数字のつじつまが合っていないのでよく見たら、全国の数値と東京都の数値がゴッチャになっていることが分かりました。

　これって間違いようのないものだと思うので、使用されているAIの解析レベルの問題なのではと思います。

　何が言いたいかというと、AIを信じたり頼ったりするのは非常に危険ということですね。

　自然界で最も弱い人類でも考えることで生存していけるという、パスカルの「人間は考える葦」という言葉は、人間が考えることを止めれば、この世で最も弱い生き物になるということに他なりませんね。

5kgで6,500円

　令和の米騒動とか言われている昨今ですが、沖縄の西表島のような離島では、5kgが6,500円になっている状況です。

　島内の数少ない販売店では、諸々のコストによる赤字を織り込んでもその値段が精一杯とのこと。

　その店主が「こんな値段でしか出せなくて、お年寄りたちに申し訳ない」と涙を浮かべていました。

　西表島では米作りも行われていて、島産の米を安く出荷して、高い米を島に仕入れているのが現状とのこと。

　西表島の米農家ではJAに卸す枠外の米を島内に流通させる販路を新たに設けるそうです。

　JAの全てがマイナスではないものの、こういう人たちを泣かせるまで追いつめる仕組みや行政は、どんな言い訳も正当化できないと思いますよ。

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