金城宙矛 陶展 ー土に聞くー
先週梅雨入りした沖縄ですが、早速梅雨の中休みだそうで、暫く真夏日並みと熱帯夜が続くそうです。
夏の風物詩だけど
今日は昨日の記事とは真逆に、都心部の街中で大切に守られている自然について。
毎年この時期になると、那覇市の末吉公園でクロイワボタルの光の舞が見られます。
今年ももう始まっているそうです。
クロイワボタルは沖縄にしか生息していない小型のホタルで、一般的なゆっくり明るくなって、ゆっくり暗くなる光り方ではなくて、パッ、パッっとフラッシュライトのように光るのが特徴です。
と、見てきたように書いていますが、まだ私見に行ったことはないんです凹。
ご存知のように、こういうセンシティブな場所に虫よけスプレーを塗って近づくことは厳禁なので、先日書きましたように、私のような蚊に刺されやすいタイプには恐ろしい場所なのです。
ましてやホタルがいるということは、水場が近いということですから、クワバラクワバラ。
また、ホタルが光を放っているところでは、懐中電灯などのライトも繁殖の妨げになるので、そちらも厳禁ですよ。
金城宙矛 陶展
昨日からデパートRYUBOの美術サロンで始まった金城宙矛(ひろむ)さんの作品展、「土に聞く。」を見に行ってきました。
先月案内をいただいてから、とても楽しみにしていた作品展です。
失礼ながら私はお名前を存じませんでしたが、案内に載っていたひび割れ化粧土の丁子風炉に大変惹かれまして、是非実物を拝見したかった次第です。
初日の早い時間帯に入りましたが、会場には既に多くの方がいらして、その中でもお一人ずつに声を掛けておられました。
お聞きしたら、沖縄芸大で助手を務めながら、穴窯や登り窯、機械窯の異なる焼成で得られる変化や違いを研究、作陶されているそうです。
今回の会場でも同じ形同じ釉薬のものが、それぞれ異なる焼成により異なる表情を持った作品として展示されていました。
私の知る限り、同じ作品で窯を使い分ける方は少ないと思いますので、さすが研究者ですね。
壺屋焼などの、いわゆる「やちむん」の作風とは違う、きっと拘っておられるであろう独自の化粧土や釉薬そのものの表情が作品のフォルムと呼応した味わいの作品が並んでいました。
器類も素敵でしたよ。
私も、ひび割れ化粧土は好きなのですが、複雑な形や大きなものに程よく塗る良い方法が見つからずに今日まできましたが、金城さんとの立ち話の中でスポンジで乾かしながら塗り重ねる方法を教えていただいて、目からウロコでした。
どうして今まで気づかなかったんだろうと、お恥ずかしい次第です。
また挑戦したくなりました。
展示会は5月17日(月)まで。
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生活空間に彩と癒しを愉しむ
沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
弊工房では「灯り、香り、草木で生活空間に彩と癒しを愉しむ」をコンセプトに、
沖縄の天然珊瑚砂を練り込んだ珊瑚砂シリーズをはじめ、
オリジナルデザインの香炉、アロマポットやキャンドルホルダー、塊根植物向けの鉢や鉢台などの陶器を製作しております。
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大切な方への特別な贈り物にもおススメさせていただいております。
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