片岡鶴太郎展/顔
甲子園の具志川商の2回戦は明日行われる予定ですが、具志川商からすればこれほどの好カードはないでしょうね。
対戦相手は福岡大学付属大濠高等学校。
昨年11月の九州大会2回戦で敗戦した相手です。
選手らの鼻息が聞こえてきそうですが、力み過ぎないように、最大限の力が出るように応援します。
片岡鶴太郎展
現在浦添市美術館で開催中の「片岡鶴太郎展/顔」を見てきました。
私はここ数年のテレビで紹介される、魚や植物を写生した水彩画しか知りませんでしたので、他の油彩画や水墨調の作風を見ることができて、作風の幅広さを知りました。
被写体も技法も色々で、一つの既存ジャンルに収まり切りません。
鶴太郎さんの水彩画は、そのハッキリ異なる色同士の境をぼかしで繋ぐ、コントラストとグラデーションが融合している色調に惹かれます。
毎度のことですが、他人様の作品を拝見するたびに、「どうやったらこの発想が生まれるんだろう」と、驚きと感動の連続です。
絵のキャンパスになっているものも面白くて、金箔を裏打ちした絹布や、木板に砂を混ぜた絵具を塗ったザラザラの質感の地だったりと、描画だけでなく絵全体の温度感、世界観も多様でした。
印象的だったのは、鶴太郎さんが絵を描くきっかけになったという椿を題材にした作品を集めた「椿の間」でした。
水彩画の他、着物や青磁でしょうか磁器の絵付けなど、25年間描き続けたという「椿」尽くしで、引き込まれました。
顔
作品展の副題になっている「顔」は、鶴太郎さんのマルチタレントぶりからだそうですが、会場の一角に、交友のある人たちに「片岡鶴太郎」という題で作ってもらったという張子の面が展示されている部屋がありました。
作者らも本業ではないでしょうに、それぞれに多彩な表現で、「鶴太郎の顔」が並んでいます。
神田うのさん、太田光さん等々、著名な人たちが作った作品を見ることができます。
ちなみに、数日前のSNSで沖縄のどなたかが「一枚だけ撮影できる絵があったので撮りました」とシーサーの絵の画像を載せている投稿を見ましたが、今日見た限りではその絵に「撮影可」の標示はありませんでしたので、実際は全て撮影禁止だと思います。
お間違いなきよう。
「片岡鶴太郎展/顔」は4月18日(日)まで。
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