人生初BJDの椅子
長い風雨がようやく収まって、昨日は朝からセミが鳴き、近所のあちらこちらから落ち葉などを掃除する、台風が過ぎ去った音が聞こえてきました。
セミは貴重な地上での短い時間を半分以上奪われて、焦って必死に鳴いているのか、元気が有り余っているのか、いつもよりボリュームが大きく感じます。
昨日は久しぶりに窓を全開にして、爽やかな風が通る気持ちの良い一日でした。
今日はまた降っとるけど。
ファーストBJDの椅子
人形の椅子を作る際、作品のサイズ感や実際に座ってもらった佇まいなどを自分で確認したり、他人様に見ていただいたりするために、今までにいくつか人形をお迎えしていますが、少し前のことですが、とても惹かれる人形に通販サイトで出会いまして、購入しました。
商品説明の画像から、どうみても普通の形の椅子には座ることができない形状でしたので、座れるものを自分で作りたいと、当初の目的も忘れてしまいました。
全体的にダークな感じや、何よりも眼が魚のようでエルフのようで、そこに一番惹かれた次第です。
黒好きな私には堪りません。
図らずも、この方が私がお迎えした最初のBJD(球体関節人形)となりました。
最初に作った椅子はお話にならないくらい合わなくて、2作目にしてようやく座ることができる椅子ができました。
それでもまだ「かろうじて」引っ掛かっているという感じで、ピッタリとはいってません。
そもそもドールスタンドで飾るタイプのものだと思いますが、腰部が前方向には曲がりませんので、ゆるいS字状の腰をどう椅子に引っ掛けて、背中をもたれさせるかが課題です。
現在3作目を製作中です。
お迎えしてからずっと横になってもらっているのが申し訳なくて、早く何とかしなければ。
セカンドBJD
最初のBJDがこのようなプラスチック的なものでしたので、そういうものなのだろうと思っていましたが、先日の記事に書きましたように、その後作家さんからいただいた60cmの、いわゆるキャストドールを手にしたときに、その重さと造り、素材の違いに、とても驚きました。
その存在感でしょうか。
自分が作る「人形の椅子」に抱いていたイメージが一変した瞬間でした。
そこに座る人形の主張がこれほど強いのなら、椅子だからと控えめな感じにする必要はありませんし、むしろ、私のアイデア程度でしたら主張し過ぎるくらいの方が丁度いいかと。
遠慮して作るなんて、おこがましい。
それ以来、人形と一緒に飾っていただく小道具ではなく、それ自体でもオブジェにもなるくらいの佇まいをもった作品にしたいと思っています。
お陰さまで、より面白くなってきました。
まだまだチャレンジは続きます。
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沖縄でやきもの作家として活動しております、陶房然庵の松野然と申します。
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