人形イベント「夜を歩く」開催中

　HPのアクセス数を見ましたら、先日のブログ記事「マツノの知らない世界」は多くの方に読んでいただきまして、過去最多でした。

 

　有難うございます。

 

　世の中に人形の世界に興味を持っている方が多いことが伺えます。

 

　そこで紹介させていただいた横浜コルメキッサさんでの人形展示会「夜を歩く」は予定通り開催中で、盛況とのことです。

 

　お客さんに私の椅子にも興味持ってもらえると嬉しいな～（本音）。

 

 

美川さんご降臨

　人形用の椅子を作るお話をいただいた時は、どんな人形かすら想像できなかったくらいですので、ネットでリサーチはしたものの、求められるものは分からず、自分なりに良しとするものを作りました。

 

　そうはいっても、当てずっぽうには作れないので、大きさの異なる木製の関節人形を幾つか購入して、サイズ感を試したりしましたが、「だから？」みたいな感じで実感は得られず、次作る時はやはり実際に人形さんに座っていただかないと。

 

　ということで、それから私もネットで探して、幾つか購入しました。

 

　人形の世界では「お迎えしました」と言うようです。

 

　前回も書いたように、人形と一口で言っても種類が多すぎて選ぶのが難しいですが、まずは自分が好きな物、自分の生活空間にあったら嬉しいもの、私が買えるもの（ここ大事）で選びました。

 

　絞り込んだ結果、顔や手足などが陶磁器でできているビスクドールで、ピエロの格好をしているものを探したところ、見つけました。

 

　一目惚れで即買い。

 

　創作人形ラバンカ（LAVANKA）の上原泰子さんの作品です。

 

　その値段で良いんですか？　一桁違ってません？くらいでしたので、正直実物を見るまで一抹の不安がありましたが、梱包を解いて叫びました。

 

　「ゴージャスー！、そんで、みっ、みっ、み、美川さんだー！　」

 

　　

 

　　

 

　実物は購入時に見た商品画像よりずっと豪華で、紅白でこういうゴールド＆シルバーの衣装で歌っていた美川さんを見たような、見ないような。

 

　説明文には高さ50cmと書いてあったのですが、これは足を組んで座っている状態で、立たせると80cm超えあります。

 

　大きくても手書きの顔や衣装など、頭の先からつま先まで、何処をとっても細部まで丁寧に作り込まれていて、私もものづくりの端くれとして大いに刺激をいただきました。

 

　予定していた場所に置ける大きさではないので、慌てて新しくお座りいただく場所を作っているところです。

 

　勢いで、美川さん（もうそうとしか呼べない。作家さんゴメンナサイ。）サイズでもお座りになれる椅子も作ってみました。

 

　　

 

　焼き上がると真っ白になりますが、でも、なんか、これ悪役が座るやつだよねｗ

 

　ちなみに、沖縄で「ミカワさん」と言えば、ほぼ県民全員がものまねタレントの魅川憲一郎さんの方を頭に浮かべます。

 

 

二人の子

　美川さんの他にも小さい子を二人お迎えしています。

 

　　

 

　　

 

　こちらは美川さんと真逆に身長が10cmくらい。

 

　両方とも人形作家の草珠さんの作品です。

 

　小さくても、物憂げな表情や瞳、肌の質感など、丁寧に作られた人形には作家さんの個性が如実に表れますね。

 

　顔のビスク部分は型から起こしているそうです。

 

　一人は「金魚人」というお名前。

 

　少し不機嫌そうな表情がチャームポイントだそうです。

 

　吸い込まれるような透き通った色の眼と衣装の色のコンビネーションが素晴らしい。

 

　もう一人は、「ちっちゃいちゃん『水曜日の子』」。

 

　ダークななりをしているけど、他人がして欲しいと思っていることを無言でやりそう。

 

　このぐらいの大きさの子たちのために作ったドームは、みんなイベントに送っちゃったので、暫くはアロマポットの上で寝ていてくださいね。

 

　そのうち私も「お寝んねしていてくだちゃいね～❤」みたいなこと言うようになるんだろね。

 

　お気に入りのミニチュアとか持ち歩いて、バエする写真を一緒に撮る気持ちチョッと解る気がしてきたもんね。

 

　皆さま、そんな私に気付いてもそっとしておいてください。

 

 

　人形のための椅子やドームの製作は続けていまして、前回の製作で学んだことを生かして、改良版を製作中です。

 

　　

 

　完成次第アップいたします。

 

 

 

◎記事内の青文字をクリックすると当該サイトにジャンプします。

 

◎ブログランキングに参加しています。応援して下る方はここをポチっとお願いします。

　

 

◎「おもてなしにも使える家庭料理」の料理レシピブログも書いています⇒「餃子右衛門の食卓」